スキャンツールで「できること」

素早く正確に
診断車の異常を
見逃さないリアルタイムに
車両状態を
確認
さらに!
なら
汎用機※として
複数メーカーの
車両診断が可能技術研修と
ノウハウ共有で
サポート高度化した
自動車整備も
自社で完結
※汎用機(複数メーカーの車両に対応)/ 純正機(特定メーカーの車両のみ対応)
車の不具合を警告灯が知らせてもそれだけでは具体的な原因まではわかりませんが、スキャンツールを使えば故障コードを読み取ることで、どの部品やシステムに異常があるのかを詳しく知ることができます。また、修理後の故障コード消去や部品交換後の初期学習、センサーのデータ確認などにも欠かせません。
さらにインターサポートでは「自動車は整備あってのもの」という信念のもと、1998年のスキャンツールの発売と同時期から「整備サポートセンター」と「技術研修会」を開設。スキャンツールの提供だけでなく、整備環境のアフターサポートにも力を入れています。
自動車の「電子制御化」によりスキャンツールが登場
自動車が誕生したばかりのころは、走る・曲がる・止まるといった基本的な動作をすべて機械的な仕組みで制御していましたが、1960年代からコンピューター技術が発展。エンジンをはじめとするさまざまな部分に電子制御が導入され、車の「頭脳」ともいえるECU(電子制御ユニット)が開発されました。
現在の車には数十個のECUと数百個のセンサーが搭載されており、エンジンの効率化、安全機能の向上、快適な運転性能を支えています。しかし、こうした電子制御システムは外から見ても異常が分かりにくく、従来の整備方法では診断が難しくなっています。そのため、現代の自動車整備には整備士の知識や経験に加え、スキャンツールによる正確な診断が欠かせません。スキャンツールを活用すれば、車両のECUと通信し、センサーのデータを確認したり、不具合の原因を特定したりできます。

スキャンツールは、なぜ必要か?


スキャンツールの必要性
国土交通省が定め2020年4月にスタートした制度、特定整備(自動車特定整備事業)は、原動機や動力伝達装置、制動装置を取り外して行う分解整備に加えて、前方検知用のセンサーや情報を処理するコンピューターなどの分解を伴わない整備・改造も含めた整備の新しい名称ですが、この作業にはスキャンツールが不可欠です。

汎用スキャンツールのメリット
スキャンツールにはディーラーで使われる特定の自動車メーカー専用の「純正機」と、幅広いジャンルのさまざまなメーカーに対応する「汎用機」があります。一般の整備工場では不特定多数の車両が入庫するため、汎用機が効果的です。

スキャンツールの重要性
近年、業界の信頼を揺るがした不正整備問題もあり、公正で信頼できる整備がこれまで以上に求められていますが、スキャンツールを使った整備では、実際の車両から取得したデータをもとに診断・修理を行うため、整備内容をカーオーナーに明確に説明することができます。また2024年からはOBD検査が義務化され、スキャンツールは故障診断機にとどまらず国の検査機器になりました。


